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SpaceWalker for Windows

SpaceWalker for Windows は、PC と VITURE XR グラスをシームレスに連携させる Windows用アプリです。複数の仮想ディスプレイを投影して、ワークスタイルやプレイスタイルに合わせてレイアウトを自在にカスタマイズできます。生産性向上や没入感のあるエンタメ体験を叶える、新しいXRワークスペースです。

今すぐ SpaceWalker for Windows を ダウンロード して、次世代の仮想作業空間を体感しましょう。

主な機能の紹介

SpaceWalker for Windows には、macOS バージョンで提供している多くの優れた機能が含まれています。以下が主な特徴です。

3DoF ヘッドトラッキング:頭の動きに応じて仮想ディスプレイが空間上に固定され、自然な操作性を実現。
カスタマイズ可能なレイアウト:複数のディスプレイ構成に切り替え可能。
シングルディスプレイ
2ディスプレイ並列
3ディスプレイ並列
3ディスプレイ垂直
ウルトラワイドパノラマ
コーディングモード(縦画面 - 横画面 - 縦画面の3ディスプレイ)
ショートカットキーに対応:画面サイズの変更・レイアウト切替・再中央揃え・アプリ終了などが一瞬で完了できます。詳しいショートカットの情報については、下記をご覧ください。
リフレッシュレート選択(120Hz/90Hz/60Hz):VITURE Pro XR グラスでは任意のリフレッシュレートを設定し保存できます。
マウスカーソルの再中央化:カーソルを見失ってもマウスを軽く振るだけで中央に戻ってくる便利機能です。
その他機能多数:作業効率と仮想デスクトップ体験を向上させる便利機能も満載です。

ご利用前に

必要な準備

最適な状態でご利用いただくため、以下の手順で更新と調整を行ってください:

XR グラスのファームウェア更新こちらのリンクから最新ファームウェアへの更新をお願いします。
IMU のキャリブレーション:更新後、精度を高めるために こちらのガイドに従って調整を行ってください。
自動キャリブレーション:XR グラスを電源の入ったPCに接続し、平らな面に約5秒間置いてください。(最新ファームウェアに更新されている必要があります)

システム要件

SpaceWalker for Windows を快適にご利用いただくために、以下の要件を満たしていることをご確認ください:

OS:Windows 10 x64(バージョン1903以降)、Windows 11
RAM:16 GB以上
CPU:第13世代 Intel Core i7-13620H(2.4GHz)または同等
GPU:NVIDIA GTX 1060 または AMD Radeon RX 580 以上を推奨
USB-C**(**DP Alt Mode対応) ※ VITURE HDMI XRアダプター/USB-C XR充電アダプターPro は非対応です。

ゲームプレイに関して SpaceWalkerは多くのグラフィック処理リソースを必要とするため、SpaceWalker内でのゲームプレイはあまり推奨されません。それでもゲームをプレイしたい場合は、解像度を1080p以下、フレームレートを30fps以下に設定することをおすすめします。なお、システム要件の最低条件のみを満たしているデバイスでは、SpaceWalker内でのゲームプレイは推奨されません。

対応言語

現在、以下の言語に対応しています: 英語・日本語・中国語(簡体字/繁体字)・タイ語 ※表示言語は、システムの言語設定に基づいて自動的に切り替わります。

ティアリングの軽減

VSync(垂直同期)をGPU側で有効にすることで、遅延やティアリングを軽減することができます。

NVIDIA GPU の場合:

デスクトップ右クリック →「NVIDIAコントロールパネル」起動
「3D設定の管理」→「プログラム設定」へ
「追加」→インストールフォルダから SpaceWalker.Unity.exe を選択
以下の設定を適用:
高性能 NVIDIA プロセッサ
垂直同期:高速
トリプルバッファリング:オン
低遅延モード:ウルトラ

AMD GPU の場合:

デスクトップ右クリック →「AMD Radeon設定」起動
「Gaming」タブ→「Global Settings」へ
「垂直リフレッシュの待機」→「Enhanced Sync」を選択

インストール方法

ダウンロードとインストール

最新の SpaceWalker.exe をダウンロードしてください。
実行時に警告が出た場合:「詳細情報」→「実行」へ進みます。
インストール先を指定して完了です。

アップデート方法

起動時に新バージョンが検出されると、「今すぐ更新」ボタンが表示されます。

アプリの起動と使用

XR グラスの接続

対応機種:VITURE Pro / One XR グラス ※接続画面で停止する場合は、別のUSB-Cポートに接続してください。

ディスプレイレイアウトの選択

以下の6種類から選択可能です:

シングルディスプレイ
2ディスプレイ並列
3ディスプレイ並列
3ディスプレイ垂直
ウルトラワイドパノラマ
コーディングモード(縦画面 - 横画面 - 縦画面の3ディスプレイ)

デスクトップのミラー/拡張

ミラー:PC画面をそのままXRグラスへ投影
拡張:仮想画面として拡張表示

リフレッシュレートの選択(VITURE Pro 専用)

起動時に 120Hz/90Hz/60Hz を選択できます。最後に選択したリフレッシュレートは記憶され、次回以降は自動で設定されます。

※SpaceWalker アプリ実行中はアプリ側の設定が優先され、終了するとシステム設定に戻ります。変更は再接続後に適用されます。

設定とショートカットキー

設定方法

システムトレイのアイコンからメニューを開いて、あるいはショートカットキーで直接設定を変更することができます。

レイアウト切り替え

下記ショートカットで素早く画面レイアウトを切り替え可能です:

動作ショートカット
ウルトラワイドパノラマCtrl + Shift + Alt + 0
シングル(ミラー)Ctrl + Shift + Alt + 1
2画面並列(ミラー)Ctrl + Shift + Alt + 2
3画面並列(ミラー)Ctrl + Shift + Alt + 3
シングル(拡張)Ctrl + Shift + Alt + 4
2画面並列(拡張)Ctrl + Shift + Alt + 5
3画面並列(拡張)Ctrl + Shift + Alt + 6
3画面垂直Ctrl + Shift + Alt + 7
コーディング(拡張)Ctrl + Shift + Alt + 8
コーディング(ミラー)Ctrl + Shift + Alt + 9

その他の操作

動作ショートカット
画面を近づけるCtrl + Shift + Alt + ↑
画面を離すCtrl + Shift + Alt + ↓
画面を再中央揃えCtrl + Shift + Alt + R
XR グラス 調整Ctrl + Shift + Alt + C
左右回転のロック/解除(ヨー)Ctrl + Shift + Alt + X
前後傾きのロック/解除(ピッチ)Ctrl + Shift + Alt + Y
横方向傾きのロック/解除(ロール)Ctrl + Shift + Alt + Z
アプリ終了Ctrl + Shift + Alt + Q

ディスプレイの移動

ズームショートカットキーを使用して、仮想ディスプレイのサイズと距離を調整します:

ズームイン(ディスプレイを近づける/大きくする):Ctrl + Shift + Alt + ↑
ズームアウト(ディスプレイを遠ざける/小さくする):Ctrl + Shift + Alt + ↓

ディスプレイの再中央揃え

ディスプレイを XR グラスの中心に再配置するには: Ctrl + Shift + Alt + R を押してください。

XR グラスのキャリブレーション

キャリブレーションは、使用中に発生する「ドリフト」を補正し、安定した表示を実現します。

実施方法:

Webツールでキャリブレーションしてください。
XR グラスを電源の入ったPCに接続し、平らな面に約5秒間置いてください。
SpaceWalker 使用時に正面を向いた状態で毎回 Ctrl + Shift + Alt + C を実行してください。
1回目の実行で基準位置が設定されます。
以後、Ctrl + Shift + Alt + C を押す度に基準位置を元に再計算されドリフトを補正します。
Ctrl + Shift + Alt + R を実行すると基準位置がリセットされます

XR グラスの再接続または画面の再中心揃えを行うと、キャリブレーションはリセットされるため、次回使用時には再度 XR グラス 調整の実行が必要です。

快適さを高める機能

マウスカーソルを中央に戻す

カーソルが見つからない場合に、マウスを振ったり、トラックパッドで円を描くように動かすことで、カーソルを画面の中央に戻すことができます。

動きのロック

SpaceWalker では 3DoF により特定の位置にディスプレイを「ピン留め」できますが、頭の動きに関係なく、ディスプレイを視野に固定したままにしたい場合は、動きをロックすることもできます。

左右ロック(ヨー):Ctrl + Shift + Alt + X
上下ロック(ピッチ):Ctrl + Shift + Alt + Y
傾きロック(ロール):Ctrl + Shift + Alt + Z

頭を下げた際の透明化

頭を下に向けたときに一時的に XR グラスの調光機能をオフにして透明にすることができます。これにより、装着中のキーボードのタイピングが容易になります。